各学科課題研究テーマ
言語聴覚士学科:着実な一歩の積み重ね
言語聴覚士学科では、1 年次後期から研究を行いました。テーマを選定し、先行研究を抄読し、研究手順を勉強しました。その後、研究デザインを作成し、日々データを収集し複数のデータの中から何か関係性がないか細かく調べました。これらの過程を着実に一歩一歩積み重ねることが専門家への一歩であると思います。今回はその成果を発表します。
看護学科:看護の本質
地域包括ケアが進められる時代、患者のニーズは多様化しています。その中で、患者のいのち、暮らし、尊厳をまもり支える看護が求められます。これまでの臨地実習の体験から看護の果たす役割は何かを考えてきました。多職種連携の時代、今一度看護の本質に立ちかえり、発表を通して自分自身に問いかけます。
理学療法士学科:適応と進化
急速に少子高齢化が進み人口構造が変化していく中で、新たに新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が流行する等、我が国における医療及び介護の提供体制は大きく変化しようとしています。その中で、今求められているのは臨機応変に対応出来る人材です。変革の時代に柔軟に適応し、学びと情報をアップデートする中で、常に進化し続けられる医療人としての基礎を研究を通して培います。
作業療法士学科:地域に活かす研究
2025年を控え、これまで以上に作業療法士の活動は地域に広がっていくことが望まれます。地域での住み慣れた場所で生きるために、人・モノ・環境などへの支援を通じて作業療法士はその人らしい生活の獲得を目指します。その支援のひとつに研究結果を人々と共有することがあげられると思います。今回の研究を将来の対象者の方々への支援に繋げていきます。
口述演題
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呼吸筋へのテーピングが肺活量に及ぼす影響
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頚髄損傷患者への生活史を取り入れた QOL の向上 ~生きがいであった手話を取り入れた関わりを通して~
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Keio 版 Wisconsin Card Sorting Test と Symbol Digit Modalities T . . .
ポスター演題
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誰にでも楽しめるバックオンを目指して
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高齢者が理想とするスーパーマーケット ~高齢者の思いに寄り添った買い物環境~
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ボトルオープナーの機能性とデザイン性向上について
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片側膝関節屈曲制限が立ち上がりに及ぼす影響
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内側広筋の廃用筋萎縮を防止する運動量の検証
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速度感覚が歩行速度に与える影響
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下腿三頭筋ストレッチが動的バランス能力へ与える影響
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糖尿病について知識が乏しい高齢者への食事指導
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リウマチ患者の食事摂取量増加に向けた援助 ~食事中の姿勢,献立に対する視覚的アプローチの効果~
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認知症高齢者への写真を用いた回想法による認知機能向上への援助
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家族への感謝の言葉を伝えようとする終末期患者への援助
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生きる意欲が低下した終末期患者に対する意欲向上への取り組み
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「ことばの相談室」対象児29例における構音の誤り方に関する分析