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【看護学科】 授業リポート ~高齢者疑似体験~

 

今回は、1年生の授業「老年看護学概論」で「高齢者疑似体験」を行いました

 

この体験は、加齢による高齢者の体の変化や気持ちを理解したり、看護師としてどのように高齢者を援助するべきかなどを学ぶ演習です

実際に装着し75~80歳ぐらいの年齢なって、階段の上り下りや着替えなど、日常的に行う動作をやってみました

 

肘や膝は、思うように曲がらないように肘あて、膝あてを装着。

身体には4kgの重りをつけたベスト、手首には500gの重りを2つ、足首には1kgの重りを2つ付けました。全部で約7kgです

付属のゴーグルセットで視野狭窄や黄斑変性の状態を体験しました。

 

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【学生の感想(抜粋)】

高齢者の方は1つ1つの私たちが何も考えずに苦なく行っている行動がとても大変なんだということが分かりました。声をかけるときは後ろから急に話しかけるのではなく、高齢者の方に自分の顔が見える位置に行き、聞こえるようにゆっくり大きな声で話すことが大切だと思いました。

 

補助をする際には、その人に合った物品の用意や声かけが大切であると感じた。高齢体験を通して、様々な気づきがあり、痛みや苦痛だけでなく、精神的な思いも少し理解することができたと思う。

 

今回の疑似体験をさせていただき、その人に合った援助ができるように、常に観察することが大切だということが分かりました。これからもっと正確に実習等で看護できるようにしっかりと学んでいきたいと思います。

 

実際に介助者を体験してみて、危険なことがたくさんあり、全部介助してあげたいという気持ちになりました。しかし、それでは対象者のためにならないので、対象者が自分でできる事は時間がかかってもやってもらうべきだと思いました。ただ介助するだけでなく、その人に合った介助をできるようにしたいと思いました。

 

 

 

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