看護学校の小論文対策とは??
看護学校の入試科目には小論文がある学校が多く、小論文対策で悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
国語や英語などと違い、高校の授業で教わることがほとんど無い内容ですよね‥
しかし、小論文には正しい「書き方」「原稿用紙の使い方」があり、しっかりと対策をすれば高得点も狙えるでしょう。
鳥取市医療専門学校の入試の傾向に沿って簡単に解説したいと思います。
【目次】
■小論文とは?作文、感想文との違い
■必要な条件とは
■出題の形式
■文章の構成
■小論文とは?作文、感想文との違い
小論文とは、社会性のあるテーマに関して、自分の「考え」「意見」を述べた文章をいいます。
作文や感想文はあくまで個人の「感想(自由な思い)」となります。
■必要な条件とは
「考え」「意見」だけでなく、その「理由」や「根拠」も明示する
考えが違う人も納得できるか、「根拠」は説得力あるか、論の筋は通っているか等
論理性は入学後も求められる能力なので、相手に伝わりやすく表現できるようにしましょう。
■出題の形式
【テーマ型】
~についてあなとの考えを述べよ
例題:インターネット、SNSの普及について、コミュニケーションの重要性について
【課題文型】
次の文章を読んで、~についてのあなたの考えを述べよ
例題:課題文を踏まえ、「日本人の性格について」あなたの意見を述べよ
【資料読み取り型】
次の資料を踏まえた上で、~についてのあなたの考えを述べよ
例題:次の資料を踏まえた上、小学生のスマートフォンの普及についてあなたの考えを述べよ
■文章の構成
①問題提起⋅⋅⋅課題となっていることを示す。その際に「イエス」「ノー」の二項対立の問いを立てる。
②意見提示⋅⋅⋅意見はクッキリ(「イエス」「ノー」を明確に)
③展開(本論)⋅⋅⋅しっかりした根拠をいくつか
④結論⋅⋅⋅「したがって~」「よって~」
いかがでしょうか??
小論文は勉強は難しいと思う方もいるかもしれませんが、高得点をとるポイントは文章の書き方にあります。
コツを知っているだけで、テーマにかかわらずスラスラ書けるようになるでしょう。
筆記問題の勉強と同じように、書けば書くほど知識と技術が身につきます。
本校では以上のような内容を実際に解説する入試対策セミナーを行っています。
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興味のある方はぜひ参加してみてください。