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看護師が解説|高校生が熱中症になりやすい理由と親・先生が気づくべき危険サイン

高校生は体力があるため「無理をしてしまう」ことが多く、熱中症の発見が遅れやすい年代です。

看護師として現場で見てきたのは、“気づいた時には重症化している”高校生の熱中症でした。

この記事では、 高校生に特有の熱中症のリスク・初期症状・応急処置・予防方法 を分かりやすくまとめています。

 

高校生は大人より熱中症になりやすい理由

高校生は体力があるため、症状が出ても「まだ頑張れる」と思ってしまいます。

その結果、熱中症の進行が早く、周囲が気づいた時には重症化しているケースが多いのです。

 

高校生が熱中症になりやすい背景

  • 部活や体育で長時間の運動がある
  • 水分補給を後回しにしがち
  • 仲間や先生に迷惑をかけたくない気持ちが強い
  • 思春期特有の“頑張りたい”心理
  • 暑さに慣れていない時期でも無理をする

 

特に夏の体育・部活動は、熱中症のリスクが急上昇します。

熱中症が起きやすいシーン

  • 体育の持久走・球技
  • 炎天下での部活動(運動部・文化部の屋外活動)
  • 登下校の徒歩・自転車
  • 夏の模試・勉強による室内熱中症
  • 試合や大会で緊張して水分を忘れる

 

高校生は「運動中だけでなく、室内でも熱中症になる」ことが大きなポイントです。

看護師が見逃さない“高校生特有の危険サイン”

一般的な症状よりも、行動の変化に注目することが重要です。

行動の変化で分かる初期症状

  • 返事が遅い
  • いつもより動きが鈍い
  • 顔が赤いのに汗が少ない
  • ぼーっとしている
  • 水分を自分から飲まない
  • 「大丈夫」と言うが目が泳いでいる

 

これらは、看護師として現場でよく見る“初期の危険サイン”です。

高校生が熱中症になった時の応急処置

すぐにやるべきこと

  • 日陰・涼しい場所へ移動
  • 衣服をゆるめる
  • 首・脇・太ももの付け根を冷やす
  • 冷たい飲み物を少しずつ飲ませる
  • 意識が悪い・嘔吐 → 迷わず救急要請(119)

やってはいけないこと

  • 一気に水を飲ませる
  • 無理に立たせる
  • 「少し休めば大丈夫」と再開させる

 

高校生は「無理をしてしまう」ため、周囲の判断がとても重要です。

部活で熱中症を防ぐために“今日からできること”

  • 練習前にコップ1杯の水
  • 休憩ごとに必ず水分補給
  • 帽子・冷感タオルの活用
  • 暑熱順化(軽い運動を数日続ける)
  • 先生が「声かけ」を徹底する
  • 体調が悪い時は無理をしない雰囲気づくり

 

部活は「頑張りたい気持ち」が強いため、周囲のサポートが欠かせません。

親が気づくべき“家でのサイン”

高校生は「しんどい」と言いません。 家庭での変化が、熱中症の早期発見につながります。

  • 朝から食欲がない
  • 眠そう・だるそう
  • 顔が赤い
  • いつもより元気がない
  • 部活後に頭痛を訴える

 

これらは軽度の熱中症の可能性があります。

よくある質問(高校生向け)

Q. 熱中症は何度から危険ですか?

気温だけでなく、湿度が高いと危険度が上がります。 WBGT(暑さ指数)28以上は要注意です。

Q. スポーツドリンクと水、どちらが良い?

運動中はスポーツドリンク、普段は水でOKです。

Q. 室内でも熱中症になりますか?

なります。 特に模試・勉強で長時間座っている時は要注意です。

まとめ:高校生は“頑張りすぎる”から危険

高校生は体力があるため、熱中症の症状を隠してしまいます。

親や先生が「いつもと違う」に気づくことが、重症化を防ぐ最大のポイントです。

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