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「言語聴覚士」の95%はここでわかる!

言語聴覚士(Speech-Language-Hearing Therapist)とは?

 

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言語聴覚士は、「コミュニケーション」「食べること」のスペシャリスト。

病気や事故、生まれつきや加齢のために「コミュニケーション」や「食べること」に困難を抱えた方を支える仕事です。

医療分野はもちろん、福祉分野、教育現場で活躍しています。

 


 

コミュニケーションの障害とは?

 

そんな言語聴覚士が関わっていく、コミュニケーションに困難を抱えた方とは?

一概に“コミュニケーション”といっても種類はさまざまです。

 

「うまく話せない」「言われていることが理解できない」「文字が読めない」「書けない」などの言語障害

「声が出にくい」「うまく声が出せない」「病気のため声を失った」などの音声障害

「音や人の声が聞こえない」などの聴覚障害

「ことばの発達が遅れている」「人の気持ちがうまく読み取れない」「集中して話を聞けない」「人との関わるのが苦手」などの発達障害

 

これらの多岐にわたるコミュニケーションの問題に対応します。

 

 

 

食べることの障害とは?

 

「食べること」の障害は「嚥下障害」といわれます。

「上手にかめない」、「すぐむせる」、「うまく飲み込めない」、「口からこぼれてしまう」

など食べることの問題に対応します。

 

食べることはもちろん、コミュニケーションをとる能力も私たちが生きていくうえで欠かせないことです。

言語聴覚士はそのような方々に、思いを伝えるを喜び食べる喜びを取り戻して頂くお仕事なんです。

 


 

どんなに関わるの?

 

様々な障害について紹介しましたが、

 

「具体的にどんな方と関わるの?」

 

といいますと、コミュニケーションや飲み込みに困難を抱えた子どもからお年寄りまで、幅広い年齢層の方が対象です。

 

「どんなことをするの?」

 

コミュニケーションの困難さに対して、それぞれの問題やその対処法を検討するために検査や評価を実施します。それをもとにその人に必要な訓練や指導、助言そのほかの援助を行います。

また、医師や歯科医師の指示のもと、嚥下障害に対する評価・訓練や人工内耳の調整などを行います。

問題の要因や疾患によって対応はさまざまです。

 

 

大人の言語障害

脳卒中や認知症、交通事故などが原因で言語に障害が起こることがあります。

脳に損傷を受け、言いたいことばが出てこないことばを理解できないなどの症状も出現します。

それらの症状にあわせて、リハビリテーションをしていきます。

 

 

子どもの言語障害

「ことばを話さない」などの言語発達の遅れや、「ことばがはっきりしない」などの発音の障害などに対して、

ことばを育てる働きかけ方や、正しい発音が学んでいけるように指導や援助を行っていきます。

 

 

嚥下障害

加齢や脳の障害などのために、食べたり飲んだりすることがうまくできなくなることがあります。

飲み込みが改善するように訓練を行なったり、適した食事や姿勢などの調整を行ったりします。

 


 

言語聴覚士の活躍の場

 

言語聴覚士は、医療機関はもちろんのこと、保健・福祉機関、教育機関など幅広い分野で活躍しています。

 

 

円グラフ領域

※参照:一般社団法人 日本言語聴覚士協会ホームページ

 

 

業生実績

 

鳥取市医療看護専門学校では、2017年3月に第一期生が卒業しました。

第1期生以降の内定実績を紹介します。

 

内定先一覧

↑↑↑Clickで拡大できます

 

 

言語聴覚士の専門性とスキルアップ

 

日本言語聴覚士協会において、高度な知識や熟練した技術を用いて高い水準の業務ができる言語聴覚士を養成する「認定言語聴覚士」の制度があります。

実務経験を積んで、所定のプログラム、講習会を受講して取得することができます。

 

失語・高次脳機能障害領域

摂食嚥下障害領域

聴覚障害領域

言語発達障害領域

成人発声発語障害領域

 

それぞれの専門分野のスペシャリストとして、スキルアップすることができます。

 


 

言語聴覚士の

 

言語聴覚士は医療専門職の国家資格です。

育児や介護などで一時的に離職しても、再就職しやすい職種です。

また、これまでの経験を次のステージに活かせるというメリットがあります。

 

職場環境は、就業時間が規則的であり夜勤もありません。そのことから女性でも長く続けることができ、女性の多い職場であるため、結婚や出産、子育てなどの生活環境に応じた働き方にも理解があるのも魅力的です。

 

そして対人援助職としてさらにニーズが拡大していく職種でもあります。

これからの時代は人間が行っていた仕事が、AIやロボットに置き換わっていく時代です。そのため、これから仕事に就かれる方や転職を考えている方は、この先30年、40年と続けられる仕事を選ぶ必要があります。

言語聴覚士の仕事はで行う仕事であるため、AIなどの技術では代替することができない仕事です。そのため、人間が行う職種として今後も長く残っていく仕事であるといわれています。

AIについてのブログはコチラ

 


 

言語聴覚士になるには?

 

言語聴覚士の国家試験に合格することが必要です。そのためには国家試験の受験資格が得られる学校を卒業することが必要になります。

 

高校卒業者の場合

文部科学大臣が指定する学校(3~4年生の大学・短大)

または、都道府県知事が指定する言語聴覚士養成所(3~4年制の専修学校)

 

4年制大学卒業者の場合

大学・大学院の専攻科、または専修学校(2年制)

 

本校は4年制大学を卒業した方を対象とした2年制の学校になります。※卒業大学の学部・学科や専門は問いません。

 

2年制の学校のメリットは、なんと言っても「2年間という短い期間で卒業できる!」「2年間なので学費を抑えることができる!」

 

 

~言語聴覚士に興味を持った方へ~

 

言語聴覚士の仕事は、相手と喜びや楽しさの共有ができる素敵な仕事です。

コミュニケーションに困難がある方とお互いの気持ちが通じ合えたとき、この仕事のやりがいを感じることができるはずです。

 

人と関わることが好きな人、人とのかかわりを楽しめる人には、生涯を通じてできる仕事だと思います。

言語聴覚士の仕事に興味を持った方、もっと言語聴覚士について知りたい方はぜひ、学校に来て直接お話しましょう。

 

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言語聴覚士について、文章や写真だけでは100%のことはわかりません。

あなたの目で見て、耳で聞いて、残りの5%は直接学校で見つけよう!

 

*言語聴覚士学科の説明会を希望の方はコチラ

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*卒業生の活躍が知りたい方へ

Part.1  /  Part.2  /  Part.3

 

さらに詳しく知りたいという方は、是非一度学校にお越しください

▼▼言語聴覚士学科の説明会はこちら▼▼

 

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