【言語聴覚士学科】 卒前研修
言語聴覚士学科の2年生は国家試験が終わり、4月から各々の医療現場で社会人としての新しい生活が始まります。
卒業を前に、他学科の先生方が講師となり卒前研修を行いました
まずは理学療法士学科の先生にバイタル測定とトランスファー講習を行っていただきました
最近は、自動で測定できる電子血圧計が多いですが、今回は水銀血圧計での測定を実施しました。
8月末の臨床実習前に一度水銀血圧計で測定練習しましたが、今回も脈動を聴取するのに一苦労な様子でした
練習あるのみですね!!!
次に、看護学科の先生による吸引の講習です。
吸引は主に看護師が行いますが、言語聴覚士も食事訓練を実施する際などに、痰(たん)等の吸引を行う場合があります。
学生たちは、はじめての経験に戸惑っておりましたが、ときおり笑顔も見せてお りました
この経験が臨床で生かされることを期待しております
最後に、作業療法士学科の先生による自助具についての講義です。
作業療法士学科のブログでも出てきますが、自助具とは
「身体に障がいのある方が一人でも生活できるように工夫された道具」のことを言います。
今回は、「利き手が使えない」という設定の中でお菓子作りをしてみました
不自由な状況の中でもなんとか完成することができました
今年度の卒前研修は、看護学科・理学療法士学科・作業療法士学科の先生方からたくさん学ばせていただきました。
貴重なお時間をありがとうございます
現在の医療は、一人の患者に複数のメディカルスタッフが連携して、治療やケア に当たる「チーム医療」が主流となってきています。
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