美容と作業療法

 

作業療法士は前回のブログでお話しした“お菓子作り”のように様々な生活動作、趣味の活動に関係しています

今回は、「美容」と「作業療法」についてお話ししましょう！

 

最初に質問です

皆さんはどれくらいのペースでこれらをやっていますか？

 

・顔を洗う

・頭を洗う

・化粧をする

・髪を切る

・エステに行く

 

社会人の方はお化粧をすることが身だしなみの一部になっているんじゃないでしょうか？

高校生の皆さんも、休みの日にお化粧をしたり、ネイルをしたりすることはあるんじゃないですか？

 

おそらくこれを見ている皆さんの多くは毎日身だしなみを気にして、週１・月１はメイクや美容院、エステに行っているんじゃないでしょうか

 

では、

 

もしこれらのことができなくなったらどうしますか？

 

 

事故や加齢により病院や施設にはいられている方はどうでしょうか？

身体が思うように動かせず、自分でお化粧もできない、好きな服も着れない、なかなか髪も切れない。

そうなると、どうしても気持ちが塞ぎ込んでしまい、自分にも自信が持てません。

リハビリをすれば今よりもよくなるのに、リハビリに対して前向きになれません。

 

 

そんな時に作業療法士がいると、

 

 

一緒にメイクをしたり、ネイルをしたり、以前のようにキレイなることができます

そうすると気分が上がって、自分に自信が持てたり、自然とリハビリに対しても前向きになれます。

メイクをしたり身の回りをキレイにする事はメンタル的にとても良い効果があるのです。

 

 

そして、良い効果はメンタル面だけではありません。

最初は自分ですることはできなくても、練習をしていけば少しずつ元のように自分でメイクもネイルもすることができます。

自分でメイクやネイルをすることは、指や腕、身体を動かすため、お化粧をすることが“身体的なリハビリ”になるんです。

 

 

メイクをしたり、オシャレをしたり、身だしなみを整えることって楽しくないですか？

それは小さい子どもでも、高齢の方でも変わりません。

 

作業療法士は、「したくてもできなくなってしまった方」と関わり、以前のような楽しみを取り戻すお手伝いができる仕事です。

楽しみを取り戻し、学校や職場への社会復帰に向けて、作業療法士が関わっていきます。

 

心と身体の両面から支えることができる、こんな魅力的な作業療法士を一緒に目指してみませんか？

 

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おまけ～作業療法士とは～

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皆さんは”作業療法”と聞いてどんなイメージを持ちますか？

よく言われるのは「何かを作ったりする人」

 

大外れはしていませんが、もっともっと奥が深い職業です。

大きく分けるとこんな感じでしょうか

 

・生活動作のリハビリ（食事、お風呂、トイレ、着替え　など）

・趣味、余暇活動のリハビリ（料理、スポーツ、絵を描く、演奏する　など）

・精神面でのリハビリ

 

作業療法士は活躍の幅がとても広いのも魅力です。

しかし、全国的にはまだまだ全然足りていません・・・

あなたの好きなことや趣味をリハビリにすることができる職業です。

ぜひ安心安全な鳥取で一緒に目指してみましょう