お菓子と作業療法
作業療法士は医療のみならず様々な生活動作に関係しています
例えば、「お菓子」と「作業療法」にはどのような関係があると思いますか???
「お菓子」と「作業療法」
お菓子を作る工程には、
・食材を準備する
・切ったものを混ぜる
・型に入れる
・形をつくる
・仕上げて食べる
などいろいろな作業がありますよね。
お菓子作りには、腕や指などたくさんの筋肉が動いているんです。
また体だけでなく、工程を順序立てて考えることを楽しめたり、食べることをおいしいと感じる気持ちも引き出します。
そして、お菓子をつくったらどうしますか?
ラッピングをしてプレゼントしますか
スプーンやフォークを使って食べますか
・ラッピングをするときの指先の動き
・食べるときのスプーンの持ち方
・口へと運ぶ動き
・食べるときの口・喉の動き・姿勢 など
全ての動作に作業療法士が関わっています。
お菓子づくりの精神的な効果
作業療法士は身体的な面だけでなく、精神面にも関わります。
メンタルに問題を抱えている方の、心の病気の治療やリハビリの現場では、すでに音楽や芸術
、園芸
などの活動と同様に、料理やお菓子づくりが人気の活動のひとつとして取り入れられています。
リハビリに対して、なかなかモチベーションが上がらない方に、お菓子をつくる楽しみや、誰かにつくってあげたいという前向きな気持ちを通してリハビリの効果が期待されています!
みなさんは、お菓子をつくったり、食べたりするのは好きですか?
その気持ちがあれば、作業療法を目指すための第一歩は踏み出せていますよ