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【2024年最新】看護師・准看護師・助産師・保健師の4つの看護職違いとは?

図4

一括りに「看護」といっても様々な看護職があることをご存じですか?

看護職の資格には「看護師」「准看護師」「助産師」「保健師」の4つの資格があります。

どの看護職も医療の知識や技術を用いて、人に寄り添いながら健康を守り豊かな生活が送れるように支援する大切な仕事です。

看護職は一度資格を取得すると、一生涯の資格となります。

 

今日は4つの看護職がそれぞれどんな仕事内容か、資格を取得するためのルートなどをご説明します!

 

看護師

看護師は患者さんやそのご家族に寄り添い、患者さんの身体と心の両面をサポートしていきます。

チーム医療の一員として多職種との連携をはかり専門的な知識、技術に基づいて患者さんのケアや診療の補助を行います。

看護師資格を取得するためには、高校卒業後3年制もしくは4年制の看護学校に進学します。

図1

本校の場合は3年制の専門学校になり、基本的な知識はもちろん、地域に貢献でき社会に求められる人材を目指しサポートします。臨床実習を通して実践力を養い、人間としても大きく成長できます。

 

もっと詳しく看護師の仕事内容をチェック!

 


准看護師

准看護師は看護師と同じように患者さんのケアを行いますが、准看護師は医師や歯科医師、看護師の指示の元、業務を行います。

看護師との大きな違いは准看護師は国家資格ではないこと。看護師が厚生労働大臣が認定する国家資格なのに対し、准看護師は都道府県知事が認定する免許になります。

准看護師の資格を取得するには、高等学校卒業後、看護大学(4年制)もしくは専門学校、短期大学(3年制)に入学し、都道府県別の准看護師試験を受験します。

准看護師から看護師を目指す方もおられますが、看護専門学校の2年過程を修了し、看護師国家試験に合格する必要があります。

准看護師から看護師を目指す場合は、高校卒業後に看護師を目指すより長い時間がかかることを覚えておきましょう。

 

 


助産師

助産師の仕事は出産のサポートに加え、出産前から出産後までの体調管理や生活指導も行ないます。 産まれた赤ちゃんの健康管理も助産師の仕事です。

助産師として働くためには、看護師免許の資格が必須となります。そのため看護師国家試験と助産師国家試験の両方の国家試験に合格する必要があります。

助産師になるためのルートはおもに2つあります。

図2

1つは看護大学(4年制)で看護師課程と助産師課程の両方を修了し、看護師国家試験と助産師国家試験の両方に合格して、それぞれの国家資格を取得するルート。

2つ目は看護大学(4年制)・短大・専門学校(3年制)で看護師課程を修了し、看護師国家試験に合格して国家資格を取得。卒業後に短大・専門学校(1年)、大学院(2年)などで助産師課程を修了して、助産師国家試験を受験するルートです。

本校の看護学科を卒業後、助産師を目指して進学した実績もあります。

 

 


保健師

看護師が病気やケガの治療をサポートするのに対して、保健師の仕事は病気やケガを未然に防ぐ「予防医療」が主となります。そのため、看護師の勤務先の多くは病院ですが、保健師は保健所や健診センター、健康保険組合、学校などに勤務することも多くあります。

保健師も、助産師同様看護師免許の資格が必要です。保健師になるためのルートは2つあります。

 

①保健師を目指せる大学(4年間)に通い、卒業後に看護師試験と保健師試験の受験資格を得る。

②看護系の専門学校・短大(3年間)に通い卒業後に看護師資格を取り、

その後、保健師養成学校(1年)に通う、もしくは、保健師コースがある4年制の大学に3年次より編入して、保健師試験の受験資格を得る。

 

看護職でも仕事内容はいろいろあります。

皆さんがなりたい看護職に向けての参考にしてもらえればと思います。

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