【看護学科】 授業リポート ~高齢者疑似体験~
みなさん、こんにちは
今回は、1年生の授業「老年看護学概論」で「高齢者疑似体験」を行いました
この体験は、加齢による高齢者の体の変化や気持ちを理解したり、看護師としてどのように高齢者を援助するべきかなどを学ぶ演習です。
実際に装備を装着し75~80歳ぐらいの年齢なって、階段の上り下りや文字の記入など、日常的に行う動作をやってみました
【学生の感想(抜粋)】
体験者役・介助者役のどちらも経験することでどんな風に援助するのか改めて確認でき、以前より自信を持って援助を行えると感じています。
できないことにイライラしたり、悲しくなるという気持ちの変化も体感できました。
耳が聞こえにくくなったり、目が見えにくくなるなどの感覚機能の低下は外部の情報が入ってこなくなるため、行動にすごく慎重になり、ストレスを感じるという事も分かりました。
隣で支えてくれる人がいるという安心感が理解できた。
食べたいのに食事の動作が不自由なことで、食べることができない辛さ、そこから栄養状態の悪化に繋がるかもしれないと分かった。
老いは誰にとっても未知なる体験です。私たちはそれを先取りして体験しました。高齢者の方はどんなことが不安でどんなことが大変なのか経験したことを今後の実際の関わりに活かしていきたいです