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看護の先生が教える!正しい手洗いで感染予防

現在、新型コロナウイルスが流行する中、不安な方も多いと思います。

今回は「正しい手洗い」の手順を覚えて是非実践してほしいと思います

 

まず、

1.なぜ手洗いが必要なのか

私たちの手はこんなに汚れているのです

図4

家の中や外には、目に見えないたくさんの菌がいろいろの物に付着しています。

菌は目に見えないので、知らず知らずに菌を手に付けたまま家に持ち込んだり、持ち出したり、広げたりすることがあるのです。

手洗いは、感染経路を遮断するために重要なのです

手洗いで防ぎましょう!

 

感染経路って・・・?

口から食べ物と一緒に菌が入って感染する「経口感染」

くしゃみや咳とともに見えない小さな粒子となって鼻や口、口から感染する「飛沫感染」(空気感染)

汚染された物に触って感染する「接触感染」

がありますが、基本的には「手洗い」でかなり感染が防止できると言われています

現在、テレビなどでも多くの医師などが注意喚起されていますね

特に接触感染や経口感染の防止に重要です

 

2.手洗いの方法

鳥取市医療看護専門学校では、看護学科の授業で「手洗いチェッカー」を使用して、正しい手洗いを勉強しています。

図2  図3

せっけん液を使って手洗いをした後、センサーをあてると洗い残しが青く光るのでどこが正しく洗えていないか目で確認できます

決して見た目では汚れは見えません。

多くの方が、しっかり手洗いをしていると思っていますが、隅々まできちんと洗うことは出来ていないのです

手洗い方法には①石けんでの手洗い ②アルコール消毒液噴霧(こする)などがありますが、まずは流水での石けん手洗いをお勧めします。

 

3.正しい石けん手洗い方法

手の平は一生懸命洗う人が多いですが、

●指先

●親指

●指の間

●手首

などが十分に洗えていないことが多いです

又、きき手は洗い残しが多いと言われていますので注意してくださいね

 

<清潔手洗いのポイント>

しっかりと石けん液を泡立てることが大切です

泡立てることで、手全体、手のしわなどに石けん液がいきわたります。

手洗い時間は少なくても30秒以上必要です。

30秒は実際行ってみるとすごく長く感じられます。(砂時計やタイマーを置いて実際計測することをお勧めします)

 

2回手洗いを実施することで、ウイルスの除去効果があると言われています!

 

特に今、2回の手洗いを実践しましょう

 

4.衛生的手洗い

アルコール消毒液は、短時間で細菌からウイルスまで幅広い微生物に有効と言われています

石けん液だけの手洗いでは落としきれずに残った微生物もアルコール消毒液で除去できます。

①石けん手洗いを行って ②水分を拭いて、③アルコール消毒液をすりこむ方法を「衛生的手洗い」と言います。

本当は今こそ、この手洗い方法をお勧めしたいのですが、残念ですがドラックストアなどアルコール消毒液の在庫不足が続いていますね。

 

アルコール消毒液の使用ポイントは、アルコール消毒液を両手に十分な量を噴霧すること、指先を折り曲げて、いきわたりにくい指先にも注意して噴霧すること。

しっかりと皮膚にすりこみましょう!!

 

新型コロナウイルスやインフルエンザ、ノロウイルス等、心配ですが、まずは

体力(免疫力)をつけ、手洗いをしっかり行うことで防御しましょう

 

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いかがでしたでしょうか?

ぜひ正しい手洗いの方法を実践してみてくださいね

 

2月29日(土)高校1・2年生オープンキャンパス開催!

今回ブログでお伝えした内容を、看護の先生・在校生を交えて一緒に体験していきます

お申込みはコチラ↓

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実際に体験してみることで、普段どれほどの菌が手に付着しているのか

「正しい手洗い」での感染予防をより詳しくお伝えします

まさに、今の時期だからこそ!!の内容になっています!!

是非ご参加くださいね学校でお待ちしています

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