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【授業レポート】 声の代わりに音を出す方法とは!?

言語聴覚士は “話す” “聞く” “食べる” 機能のリハビリの専門家です。

今回は、のどの病気で声を失った患者様に来ていただき、お話を聞くことができました

 

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その患者様は、代用音声(声の代わりに音を出す方法)を使って声を取り戻し、社会復帰されました。

 

初めて目にする代用音声

食道を使って発声する方法

電気式人工喉頭という機械を使う方法

気道と食道の間に通り道を作って発声するシャント発声という方法

さまざまな音声の表現方法を拝見することができました。

 

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また、「清音会」では、病気で喉頭をなくした患者様同士で新しい発声方法や、代用音声の使用方法を教えあったり、生活の様子を話し合ったりされています。

 

声を失うということは、どういうことを意味するのか。

コミュニケーションの大切さを学ぶとともに、医療関係者としてこれから声を失う患者様、声を失った患者様の不安に寄り添っていく大切さを教えてくださいました。

 

医療関係者として、このような患者会の存在を知っていることが、これから出会うであろう患者様への情報となり、今後の希望へつながることも教えていただきました。

 

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90分では足りないくらいのたくさんの体験やお話を聞かせていただき、学生にも刺激のある貴重な時間でした。

 

「講義だけではわからない患者様の気持ちを知ることができた」

「患者様と信頼関係を築くことの大切さを実感した」

「自分の発言が患者様にとってどのように受け止められるのかを考えないといけないと思った」

「患者会の存在を患者様に紹介できるよう、勉強しておきたい」

 

これから自分たちが目指す医療現場で必要とされることは何かをしっかりと胸に刻み込むことができた一日になりました。

清音会の皆様、ご協力ありがとうございました!

 

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