【医療職を目指す高校生へ】なぜ今「チーム医療」が求められているの?
皆さんは、病院や施設で働く医療スタッフを想像したとき、どんな姿を思い浮かべますか?
現代の医療現場では、一人の専門家が単独で動くのではなく、さまざまな職種が協力し合う「チーム医療」が絶対に欠かせないものになっています。
今回は、なぜ今チーム医療が必要とされているのか、そして鳥取市医療看護専門学校が3学科合同で実践している「多職種連携授業」についてご紹介します!
なぜ今「チーム医療」が必要とされているの?
①医療の高度化と専門化
医療技術や知識は日々劇的に進歩しており、一人の人間がすべての最新医療を把握することはもはや不可能です。
そのため、医師が一人で診る「主治医制」から、看護・リハビリ・薬剤師などが連携する「チーム医療」へ変化していきました。
「薬のプロ」「リハビリのプロ」「ケアのプロ」など、それぞれが特定の分野に特化したスペシャリストになり力を合わせることで、
より安全で質の高い医療を提供できるようになりました。
②超高齢化による「複数の病気」への対応
今の日本では、高齢の患者さんが非常に増えています。
例えば「骨折で入院したけれど、もともと糖尿病も持っていて、少し認知症の症状もある」というように、一人の患者さんが複数の病気を抱えているケースが当たり前になりました。
これを一人の専門家だけでカバーするのは難しく、多方面からのアプローチが必要になります。
また、疾患だけでなく、貧困やご家族の方のメンタルケアも行う必要があります。
③「治して終わり」ではない、生活の質(QOL)の重視
今の医療は、ただ病気を治して退院すれば終わりではありません。
「退院後、どうやって自宅でその人らしく暮らしていくか」という視点がとても大切にされています。
退院後の生活を見据え、歩行訓練、自宅の段差への対応、食事の工夫、精神的なサポートなど、患者さんの人生全体を支えるために、様々な職種が連携しなければならないのです。
学生時代から「連携」を学ぶ!鳥取市医療看護専門学校の授業
このように複雑化する現代の医療では、それぞれの分野のスペシャリストが対等な立場で意見を出し合い、方向性を決めることが求められます。
しかし、いざ現場に出てから突然「他職種と連携して!」と言われても、お互いの専門性や役割を理解していなければスムーズな連携はできません。
そこで鳥取市医療看護専門学校では、学生のうちから多職種連携をリアルに学べる「3学科合同授業」を2年次に行っています。



1つの症例に対し、各専門職が意見を持ち寄る!
この授業の最大の魅力は、「看護学科」「理学療法士学科」「作業療法士学科」の学生が合同のグループを作り、患者さんの「1つの症例」についてチームで考えることです。
授業では、それぞれの視点で考えた「自分の職種ならどうサポートするか」という意見を持ち寄り、すり合わせを行います。
「看護師としてはここが心配だから、リハビリの時は注意してほしい」「作業療法士の視点では、こんな道具を使えば食事がしやすくなる」など、
職種の壁を越えて話し合い、チームとしての総合的なアプローチを組み立てていきます。
他職種を知ることで、自分の専門性がより深まる
この合同授業を通して学生たちが一番驚くのは、「他の職種はこんな視点で患者さんを見ていたんだ!」という発見です💡
他学科の学生と意見を出し合うことで、他職種へのリスペクトが生まれます。
それと同時に、「自分の職種だからこそできること」という専門性への誇りと理解もより一層深まります。 学生時代にこの経験をしているからこそ、卒業後、医療現場ですぐに「チームの頼もしい一員」として活躍できるのです。
まとめ
医療の仕事は、決して一人きりで抱え込むものではありません。それぞれの専門性を持ち寄り、頼もしい仲間たちと連携して、患者さんの笑顔を作っていく素晴らしい仕事です。
鳥取市医療看護専門学校では、そんな「チーム医療の最前線」で活躍できる力を、実践的な合同授業を通して身につけることができます!
少しでも興味を持った方は、ぜひオープンキャンパスに参加して、学校の雰囲気を感じてみてくださいね!






