【授業レポート】人間の身体の不思議!「血圧調整」って知っていますか?
皆さんこんにちは
今日は理学療法士学科の授業レポートです
皆さん血圧って測ったことはありますか?
血圧は、「寝ているとき⇒座っているとき⇒立っているとき」の順で低くなります
寝ている状態から、立つと急に血圧が下がってしまいますが、
ここで人間の身体は血圧を一定に保とうという機能が働きます
この機能のおかげで、少しすれば血圧も徐々に上がっていき正常な値に戻ります
ただし、もし脳の病気や障がいで、寝たきりの状態になった患者さんの中には、この機能が正常に働いていない方もおられます
そんな患者さんを寝た状態から起こしてあげると、急激に血圧が下がってしまい危険な状態になってしまうこともあります
このことを「起立性低血圧」といいます
このようなことが起こらないように、理学療法士は患者さんがこの「血圧を一定に保つ」という機能が正常に働いているかどうかを調べる必要があります
そこで、今回は写真にもある、「ティルトテーブル」という機械を使った授業を行いました
この「ティルトテーブル」は細かく角度を設定して起き上がらせることが出来る機械です
「ティルトテーブル」を使用すれば、10度の状態や45度の状態、90度の状態などで血圧の変化をチェックすることができます
ただ測るだけではなく、患者さんにどんな言葉をかけてあげるのかを想定しながら授業を行いました
しっかりと学んで、立派な理学療法士を目指して頑張りましょう