言語聴覚士学科 第2回特別セミナーを取材してきました!
9月3日(土)に鳥取市医療看護専門学校にて2回目の言語聴覚士学科の特別セミナーが行われました!
第1回の様子はコチラ
今回も本校の言語聴覚士学科の教員である平松哲哉先生が講師で
「認知症のある方の摂食支援」という内容で講演していただきました。
2時間みっちりと参加したのでレポートします
認知症のある方は2025年には約700万人(約5人に1人)になると推測されています。
その中でも摂食支援、つまり食事の面での関わり方についてお話していただきました。
認知症といえば、記憶の障害を思い浮かべる方が多いかと思います。
例えば、人と会う約束をしていたとして
「忘れてた!」と思い出すことができるのは一般的な物忘れです。
認知症のある方は、約束をしたこと自体を忘れてしまい「そんな約束していない!」となってしまいます。
これは認知症の症状のほんの一部ですが、これが“食事”とどのように関係してくるかというと・・・
目の前にある食べ物がどんなものなのか判断できないということが起こってきます。
大きいのか、固いのか、熱いのか、冷たいのか・・・
判断ができずに食べてしまうと、まる飲みしてしまったり、場合によってはノドに詰まらせて亡くなってしまうこともあります。
★今回は二人一組で、一方は目隠しをして、ペアの方は無言の状態でバナナ、パン、ヨーグルトなど食事介助してもらいました。
いつ食べさせられるのか、何を食べさせられるのか全くわからない状態での食事は恐怖感がありました。
今回も非常にためになるお話で、あっという間の2時間でした。
次回は11月26日(土)に「子ども」をキーワードにして特別セミナーを予定しています。
■子どもが好きな方
■子どもに関わる仕事をしている方
■子どもと言語聴覚士との関わりを知りたい方
どなたでも大歓迎です!
次回も多くの方のご参加をお待ちしています!!