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【医療の視点で解説】フリースはどれも同じじゃない?身体の仕組みから考える冬の快適ウェア選び

こんにちは!鳥取市医療看護専門学校です。

肌寒い季節になると、軽くてサッと羽織れる「フリース」の出番が増えますよね。

部屋着や街着としてははもちろん、冬のインナー(中間着)としても大活躍する定番アイテムです。

しかし、「フリースなんてどれも一緒でしょ?」と思っていませんか?

実はフリースに使われている素材の特性やデザインは、「人間の体の仕組み(発汗・体温調節・関節の動き・皮膚のバリア機能)」と深いつながりがあります。

今回は、医療の視点から「身体を快適に保つためのフリースの選び方」を解説します!

1. 「疎水性(乾きやすさ)」が冬の「汗冷え」を防ぐ

フリースは主に「ポリエステル」という化学繊維で作られています。

ポリエステルには水を含みにくい(疎水性)という大きな特徴があります。

💡 人体の仕組みとどう関係する?

寒い冬でも、暖かい室内や暖房の効いた電車に入ったとき、体温調節のために身体は汗をかきます。

綿(コットン)などの素材は汗を吸い込みやすいため、一度濡れると乾きにくく、冷たい水分が皮膚に密着し続けます。

すると外に出た瞬間に水分が蒸発する際の「気化熱」によって急激に体温が奪われ、「汗冷え」を引き起こします。体温の急激な低下は、自律神経の乱れや免疫力低下の大きな原因になります。

  • 医療視点のポイント: ポリエステル100%のフリースは、汗を素早く外へ排出して乾かすため、皮膚表面の湿度を適度に保ち、免疫力を守る「汗冷え防止」に非常にすぐれたウェアです。

 

 

2. 「毛足の長さ」で体温調節と自律神経をガードする

フリースには、モコモコしたボアフリースや、薄手のマイクロフリースなど、毛足(生地の厚みや起毛)の異なる種類が存在します。

💡 人体の仕組みとどう関係する?

体温を一定に保つキーポイントは、服と皮膚の間に「動かない空気の層(デッドエア)」を作れるかどうかです。

毛足の長いボアフリースは、大量の空気を繊維の間に溜め込むことができるため、高い保温力を発揮します。

一方、薄手で毛足の短いフリースは、運動時などの余分な熱を適度に逃がす(通気性)効果に優れています。

  • 医療視点のポイント:

    • じっとしている時・外出時: 毛足が長く空気層を作れるボアフリースで体温保持。

    • アクティブに動く時・インナー利用: 通気性の高い薄手フリースで蒸れ防止。 状況に合わせて選択することで、体温調節を司る自律神経への負担を減らすことができます。

 

 

3. 「ストレッチ性」が肩甲骨の可動域と呼吸を守る

冬場に伸びにくい硬い服を着込んでいると、身体の自由な動きが制限されてしまいます。

💡 人体の仕組みとどう関係する?

肩や背中の動きが制限されると、無意識のうちに肩甲骨まわりの筋肉(僧帽筋や菱形筋)に無駄な力が入ります。

さらに、胸の膨らみ(胸郭の動き)が妨げられると、呼吸が浅くなり、疲れやすさや頑固な肩こりにつながります。

  • 医療視点のポイント: 伸縮性(ストレッチ性)に優れたフリースを選ぶことで、肩甲骨や胸郭のスムーズな動きを維持できます。日常動作での筋肉の緊張をやわらげ、血流や深い呼吸を守る効果があります。

 

 

4. 【医療のアドバイス】静電気と皮膚のトラブル予防

フリースを選ぶ・着る上で、医療的にひとつ注意したいのが「静電気」です。

乾燥しやすい冬の皮膚はバリア機能が低下しています。静電気が起きると皮膚への直接的な刺激(かゆみ・赤み)になるほか、空気中のホコリやハウスダストを引き寄せてしまい、アレルギーや肌荒れを悪化させることがあります。

  • セルフケアのコツ:

    • 帯電防止加工が施されたフリースを選ぶ。

    • インナーに綿(コットン)などの天然素材を重ねて静電気を抑える。

 

 

まとめ:日常のウェア選びも身体を慈しむセルフケア

身近な「フリース」ひとつをとっても、その素材や形状が私たちの身体にどう影響を与えるかを知ることで、毎日の健康管理や快適さがぐっと高まります。

鳥取市医療看護専門学校では、こうした「人体の構造・生理現象・生活と健康の関係」を科学的に学び、地域の人々の暮らしや健康を支える医療のプロフェッショナルを育てています。

「体の仕組み」や「予防医学」に興味が湧いた方は、ぜひ本校のオープンキャンパスで医療の学びの楽しさを体験してみてくださいね!

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