侍ジャパンに衝撃…松井投手・石井投手のケガを解説。復帰を支える「リハビリの専門知識」とは?

世界一を目指す侍ジャパンに、相次いで衝撃的なニュースが飛び込んできました。
パドレスの松井裕樹投手が「左鼠径部(そけいぶ)の張り」で出場が危ぶまれ、さらに阪神の石井大智投手が「左アキレス腱断裂」という大ケガで辞退を余儀なくされました。
華々しい舞台の裏側に潜む「ケガ」の現実。 今回は、リハビリのプロである理学療法士の視点から、これらのケガがどのようなものか、そして復帰に向けてどのようなサポートが必要なのかを解説します。
🦵 松井裕樹投手の「左鼠径部(そけいぶ)の張り」とは?
松井投手が痛めた「鼠径部」とは、いわゆる足の付け根(股関節の前面)のことです。
投手にとって、投球動作は全身のパワーを指先に伝える複雑な動きです。
特に踏み込む側の足や、軸足の股関節には想像を絶する負荷がかかります。
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なぜ起こる?:股関節周りの筋肉(内転筋や腸腰筋など)が過度に引き伸ばされたり、疲労が溜まったりすることで起こります。
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理学療法士の視点:単に痛い場所を休めるだけでなく、「なぜ股関節に負担がかかったのか?」を分析します。体幹の弱さや、肩・胸郭の硬さが原因で股関節に無理をさせているケースも多いのです。
🏃♂️ 石井大智投手の「左アキレス腱断裂」とリハビリ
ベースカバーに入ろうと走り出した瞬間に起きた、石井投手の悲劇。2月21日には、「左アキレス腱断裂縫合術」(腱をつなぎ合わせる手術)を受けたことが発表されました。
アキレス腱は、走る・跳ぶといった動作の要です。ここを断裂すると、競技復帰までには長期のリハビリテーションが不可欠になります。
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手術後のリハビリステップ:
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固定・保護期:まずはつないだ腱がしっかりくっつくのを待ちながら、足指や膝を動かして固まらないようにします。
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荷重訓練:少しずつ体重をかけ始め、歩く練習を始めます。
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筋力・バランス訓練:ふくらはぎの筋肉を呼び戻し、片足で立てる安定感を取り戻します。
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理学療法士の役割:手術後のリハビリは、**「早すぎると再断裂し、遅すぎると足首が固まる」**という非常に繊細な調整が求められます。理学療法士は、医師と連携しながら、ミリ単位で負荷をコントロールする伴走者なのです。
🌟 「あきらめない」を支えるのが、理学療法士の使命

夢の舞台であるWBCを直前で断念しなければならなかった選手の悔しさは、計り知れません。
しかし、ケガは「終わり」ではありません。
リハビリを通じて自分の体を見つめ直し、ケガをする前よりも強い体を作って復帰した選手はたくさんいます。
理学療法士は、選手の絶望に寄り添い、再びマウンドに立つ日を信じて、一日一日の地味で苦しいトレーニングを共に乗り越えていく仕事です。
🏫 「プロの支え」を目指す進路がここにある
鳥取市医療看護専門学校では、スポーツ現場や医療現場で活躍できる理学療法士を育成しています。
最新のスポーツ医学に基づいた知識を学び、「なぜそのケガが起きたのか」「どうすれば再発を防げるのか」を論理的に考えられるプロを目指せます。
「スポーツに関わる仕事がしたい」「人の再スタートを支えたい」 その想いを、一生モノの国家資格に変えてみませんか?






