【作業療法士学科】辻村教務部長の論文が掲載されました。
鳥取市医療看護専門学校の教務部長 兼 作業療法士学科学科長の辻村肇先生の論文がバイオメカニズム学会誌に掲載されました。(コチラから)
内容は「口腔咽喉音分析による嚥下回数の長時間モニタリングと応用」
私たちは日常的に呼吸をしたり、会話をしたり、食事をしたり、笑ったりしています。
そのときに口の中では、様々な筋肉や食道、気道が常に動いています。
その運動をするときに発生する音のことを口腔咽喉音(こうくういんこうおん)といいます。
ちなみに食べ物が食道を通過するときに発生する音のことを嚥下音(えんげおん)といいます。
もちろん嚥下音は口腔咽喉音に含まれています。
それらの音をモニタリング、分析して
食事・安静・睡眠時での嚥下の間隔や
健常者と要介護度高齢者での比較を行っています。
そして、新たな口腔機能改善プログラムとして
「笑いが嚥下機能にどのような効果を与えるか」の研究も紹介しています。
このように作業療法士は高齢者、飲み込み、笑い、福祉系、工学系、開発分野、研究分野など
様々な場面で活躍しています。
就職先もたいへん幅広く、鳥取市医療看護専門学校では全国から一人あたり約23倍の求人倍率がでています。(2016年11月末 現在)
作業療法士は高齢化社会のなかで、ますます需要が高まる資格です。
少しでも興味のある方は一度、オープンキャンパスで辻村先生のお話を聞いてみませんか?
きっと、あなたの世界が変わります!!