鳥取市医療看護専門学校の教務部長 兼 作業療法士学科学科長の辻村肇先生は
日本中を飛びまわり各地で講演会を行っています。
12月9日 JESC学会(大阪府)
12月15日 福祉用具に関する講演・講義(広島県)
9日に行われるJESC学会に注目してみましょう!
まずJESCとは滋慶教育科学研究所(Jikei Education Science Center)の頭文字をとったものです。
滋慶学園グループは北海道から福岡まで約70校のグループ校を有しています。
500職種を超える人材を養成しており、これまでに国内外を問わず様々な産業界に24万人以上の卒業生を輩出してきました。
JESCは、滋慶学園グループの教職員の研鑽と人材育成、並びに生涯教育実践への足固めの場とするべく設立されました。
「教育」と「運営」に関する研究を行い、その成果を発表し、教育ノウハウを共有・蓄積しています。
そのJESCの活動の一つとして、JESC学会があります。
今回は本校の辻村教務部長が発表を行います。
演題は「口腔咽喉音の音波形分析に基づく咳嗽ワイヤレスモニタリングシステム~研究と学生教育について~」
非常に難しい内容ですが、簡潔に説明しますと
「高齢者の咳の早期発見及び健康管理を行うために
違和感なく、離れた場所からでも咳を感知できるようなシステムを構築しました。
そのシステムはマイクを取り付けたネックバンド型のワイヤレス計測機器で
口腔内の音を収集し、無線通信でタブレットに転送するものです。
実際に、介護老人保健施設に入所中の方にネックバンド型のワイヤレス計測機器をつけていただき
計測を行ったところ、高い検出率で咳の計測ができました。
そして、ネックバンド型のワイヤレス計測機器の装着に関しても「特に違和感はなかった」とのことで、
介護現場においては、早急に介助にいけるので大変助かるとの意見を得ました。」
この講演を本校の作業療法士学科約80名に聞かせ、アンケートをとったところ
90%以上の学生がモチベーションがアップしたことが確認されました。
やる気を出させる、パワーのある内容になっています。
興味のある方はぜひ一度、講演をお聞きください。
あなたもこの学校で夢を形にしていきましょう。