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学校からのお知らせ

肢体障害者クラス分け委員養成講習会に参加してきました。

4月16日、17日の2日間、理学療法士学科の教員4人が,

「一般社団法人 日本パラ陸上競技連盟」の主催する肢体障害者クラス分け委員養成講習会に参加してきました。

 

「クラス分け」とは、選手を同程度の障がいで競技グループに分ける制度です。

ひとくちに「障がい」と言っても、腕や脚など障がいのある部位や程度はさまざまです。

個々の障がいが競技に及ぼす影響をできるだけ小さくし、公平に競い合うためにクラス分けは必要な制度です。

 

講習会では初日に講義、2日目は実際に選手のクラス分けを行いました。

内容は、問診から始まり筋力や関節の動かせる範囲の計測、競技観察などで、医師や理学療法士などの専門知識、技術が無いとクラス分けを行うことができません。

クラス分けによっては成績が大きく変わり、また国際大会への参加資格が取得できないこともあるので責任は重大ですが、理学療法士だからこそできることであり、資格の価値を感じることができました。

講習会の最後にクラス分け委員の認定証が授与されクラス分け委員として認定されました。

 

4月30日、5月1日には鳥取県立布勢総合運動公園陸上競技場で開催される、

「全日本パラ陸上競技選手権大会兼リオ2016パラリンピック選手選考会」でクラス分け委員として参加する予定になっています。

理学療法士を志す方にスポーツトレーナーが注目されていますが、

肢体障がい者クラス分け委員として陸上競技に関わることも大切な理学療法士の役割です。

鳥取市医療看護専門学校ではこのように地域で行われる行事等に今後も積極的に参加していきたいと思っています。

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