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「ポジショニングセミナー(まとめ編)」を開催しました!

先日、ポジショニングセミナーのまとめ編が開催されました!

第1回の様子   第2回の様子

 

仕事で普段から車椅子の方と接している看護師・介護福祉士の方を対象に

車椅子に 座った状態での安楽に過ごせるポジショニングについてセミナーを行いました

 

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内容は、 ティルトリクライニング式車椅子(背もたれが高く頭まであるもの)に乗り

背もたれを倒したり、起こしたり、座る所が傾いたりするのをされる側になり体験しました。

人間車椅子として、椅子の各パーツを人の手で支えどのように支えられると安定するのかを体感しました。

 

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次に、モジュール型車椅子という、各パーツが動くタイプの車椅子の背張り部分(背中にマジックテープがあり、

緩めたりきつく締めたりできる)を先ほどの人間車椅子の時に体験した安定するように調節しました。

参加者の皆さんは、実際の車椅子に触れいつもはしている側からされる側にな り、背もたれを倒したり、

起こされることの不快さ、落ち着かない感覚を知り、患者さんの気持ちを体感しました。

 

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動かす前に一声かけたり、ゆっくり動作することはとても大切なことだと分かりました

また、触れられると安心感が増すことも分かりました。

また、1~3回のセミナーに参加された方は、クッションの使い方を学び早速職場で試されたそうです。

患者さんが座っているのが楽になった、寝ている状態でどうすれば床ずれしにくいか分かったなど

実際の現場で生かされているそうです。作業療法士は、いろんな種類のある車椅子の中で、

何が対象者の方に適合するのかを見ます。

さらに、どう使うか(介助方法)指導したり、クッションはどのよう なものを利用すれば快適か、なども考えていきます。

理解を深め、車椅子生活が過ごしやすいものにしていくのも作業療法士の仕事なんですね。

 

今後も本校では、専門職による特別セミナーを実施していきます。

そして医療福祉の業界で働かれている方

地域に住まれている方

どなたでも大歓迎ですのでぜひ奮ってご参加ください

 

作業療法士学科ブログ

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