作業療法士学科特別セミナー「医療・福祉×ロボットテクノロジー」,「ポジショニングシリーズの入門編」
7月30日(日)に作業療法士学科主催で特別セミナーを行いました。
この日は午前と午後でそれぞれ2つのセミナーを行いました。
午前中は「医療・福祉×ロボットテクノロジー」のセミナー。
講師として株式会社MICOTOテクノロジーの代表取締役社長 檜山康明先生にお越しいただきました。
最新の医療ロボット、介護ロボットを使った実演や、
今後のロボットテクノロジーと医療との繋がりについてお話をして頂きました。
今後医療分野でロボットテクノロジーは重要になってきますが、
そこに作業療法士がどう関わっていくのか考えさせられる貴重な講演でした。
午後からは「ポジショニングシリーズの入門編」のセミナーです。
講師は鳥取市医療看護専門学校 作業療法士学科 専任教員の徳田尚子先生です。
ポジショニングとは対象者の方の状態に合わせて、その人にとって楽な姿勢を提供してあげることです。
ポジショニングを上手く取ることで、
●摂食・嚥下機能の維持、促進
●呼吸・循環機能の維持、促進
●筋緊張の緩和と関節の変形拘縮の防止
●安楽でリラックスした姿勢の提供
など様々な効果があります。
実践を交えながらポジショニングの重要さについて講演をしました。
●参加者の感想●
「非常に勉強になりました。今後の医療・介護を考えていく上で、いろいろと考える良い機会になりました。」
「今後は人とロボットが一緒に仕事をすることになると思いました。技術が進むにつれて、それを使う側の知識を深めることも重要だなと感じました。」
「対象者それぞれの状況についての細かな観察から始め、実際に触れてみるという段階を経てこそ、個人の障がいに応じた対応が可能になると分かりとてもタメになりました。今後の参考にしていきます。」
など様々な感想をありがとうございました。
鳥取市医療看護専門学校では、今後もセミナーを行います。
次回のセミナーは、
・8/5(土) 14:00~16:00 言語聴覚士学科特別セミナー
子どもの食べる機能の発達と障害
・8/19(土) 14:00~16:00 理学療法士学科特別セミナー
すぐに役立つ!効果的なウォーミングアップ!
を行います。
興味のある方は、ぜひお気軽にご参加ください。
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